同じ境遇にある人からもらう言葉
同じ境遇にある人からもらう言葉
大きくなってきたトマトを気にしつつ父は妹一家のところへ甥の野球の試合観戦に昨日から泊まりがけで出かけている。先日父が珍しく、伴侶を急に亡くした同じ境遇の人の話をテレビで観たということを話しながら自分の少し弱くなっている気持ちについて話してくれため、私の先輩で昨年ご主人を亡くされた方がいてメールでたびたび聞いてもらっていたのだが、私が「もう母に会えないと思うことが悲しい」と彼女に言った時、「私は主人の人生が終わってしまったことを思う時とても辛い」と言っていたと父に伝えたところ、「全くその通り」と痛く共感していた。わかっていたつもりだったが娘として感じている寂しさと、妻を亡くした長年ともに歩んだ夫として感じる思いの深さには大きな隔たりがあるとあらためて思う。だからこそ同じ境遇にいる人の言葉には「自分だけじゃない」と思わせてくれる力があるのだと感じた。
2009年7月25日土曜日